山口小児クリニック

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No.1125
Q. おたふく(流行性耳下腺炎)の予防接種
お世話になっています。おたふくの予防接種を考えているのですが、予防接種だと大人になったら免疫がきれるから自然にかかったほうがいいとお友達に言われました。本当でしょうか?子供の年齢は、9歳6歳3歳なのですが、同じタイミングで打つよりずらしたほうがいいのでしょうか?
A. 山口です。

確かに予防接種後時間が経つと抗体は落ちてきます。
その間に周りでおたふくが流行ると不顕性感染(症状が出なくてもかかっていて抗体は上がってくる)により効果は持続します。
周りで流行が無い場合はだんだんと免疫が落ちてきて罹ってしまう場合があります。
ですから昨年から麻疹は2回接種法に変わりました。

本来ならおたふくの予防接種も2回接種すればほぼ完璧なのですが..。
しかし、接種をしていれば罹患しても軽く済みます。
おたふくは自然にかかると結構やっかいな病気です。
髄膜炎を合併したり中には難聴をきたすお子さんもいます。
私は自費ですがおたふくの予防接種は強く推奨しています。

1回のみの接種ならば3才頃が最適だと思います。
費用がかかって大変ですが上のお子さん達も含めてなるべく早く接種することをお勧めします。
(掲載日:2008年7月10日)
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No.1119
Q. そけいヘルニア
先週、1才4ヶ月の娘がそけいヘルニアと診断されました。
山口先生のクリニックが診療時間外だったため
町田市準夜間→北里大学病院を紹介され、小児外科の先生の診察を受けました。
その時、腫れは治まっていたのですが、
手術はした方がいいといわれたのですが、
一般的にも手術はするものなのでしょうか?
また、北里大学病院の評判は如何なものでしょうか。

お忙しいところ、恐れ入りますが
よろしくお願いいたします。
A. 山口です。

手術は絶対にすべきです。
なぜならまたヘルニアが腫大してそれが嵌頓(腸が出たまま締め付けられて戻らなくなること)した場合は緊急手術が必要になりますし、時には命に関わります。
またこのまま安定していてもお子さんが年を取ってから筋力が落ちてきたときに老人性のヘルニアになってしまう可能性もあります。

北里の評判は特に聞いていませんが、特に難しい手術ではなく入院も数日で済むと思います。
(掲載日:2008年6月30日)
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No.1083
Q. MRワクチン第4期接種について
いつもお世話になっています。町田市より予防接種の通知がきました。現在17歳の女子で昨春はしかの2回目を接種したのですが風疹だけの2回目接種は可能でしょうか?また接種したほうが良いでしょうか?(土曜日は接種できますか?)よろしくお願いいたします。
A. 山口です。

またMRワクチンを接種してもまったく問題はありませんし、ご希望の様に風疹のみの単独接種も無料で出来ます。
ただ、風疹単独の場合はクリニックに風疹単独ワクチンは常備していないので数日前に電話で予約してください。

予防接種は火曜日の午後に予約外来がありますが、二種混合以外は一般の外来でも接種しています。
土曜日をご希望の場合は一般外来で予約してください。
(掲載日:2008年3月31日)
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No.1048
Q. 5才以上のHib ワクチン接種は?
現在、娘は4歳6ヶ月で、Hibワクチンが
発売になる頃には5歳ですが接種は必要
ですか?

受ける場合は、何回、どのようなスケジュールで
受けることになりますか?

因みに娘は今年、肺炎で2回(肺炎球菌で1回、
マイコプラズマで1回)入院しました。
特に一度目は肺炎という診断に落ち着くまで
(髄膜炎の可能性も、と言われ)肝を冷やしました。
A. 山口です。

私のHPのQ&Aも参照してください。

ヘモフィルス-インフルエンザb型菌(Hib)による感染症、特に組織侵襲性の感染症(髄膜炎、敗血症、蜂巣炎、関節炎、喉頭蓋炎、肺炎及び骨髄炎など)に対する予防効果が期待されます。初回免疫では、通常2 ヵ月齢以上7 ヵ月齢未満で、3 回、いずれも4〜8 週間の間隔で皮下に注射します。ただし、医師が必要と認めた場合には3 週間の間隔で接種することができます。追加免疫では、通常、初回免疫後おおむね1 年の間隔をおいて、1 回皮下に注射します。

日本ではまだ未発売のためハッキリしていませんが、 アメリカ合衆国では、5歳以上の年齢の人々には、ヘモフィルス-インフルエンザb型菌(Hib)ワクチンの接種は勧められていません。5歳以上の年齢の人々の大部分は乳児期などに症状なしに感染して免疫を持っていることが多いと考えられているからです。
(掲載日:2007年12月5日)
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No.1035
Q. インフルエンザ菌b型(Hib)ワクチン」の接種について
いつもお世話になっております。

来年1月から販売が開始され、4月から任意接種に組みこまれる「インフルエンザ菌b型(Hib)ワクチン」の接種についてお聞きいたします。

○山口先生は接種をお勧めになりますか?またその理由は?

○先生のところで接種できますか?販売開始の1月には接種可能でしょうか。

○任意接種施行予定の4月には、うちの乳児は9ヶ月になるのですが、それからでも接種は有効なのでしょうか。

どうぞよろしくおねがいいたします。
A. 山口です。

「インフルエンザ菌b型(Hib)ワクチン」の発売は3月から四月以降にずれ込む様です。
その背景には、日本の検定基準をクリ アーできない事情があるようです。
副反応を問題視する人たちがいるので、その納得がな いと定期接種化はできないとか
任意接種でスタートしても、とにかく「日本人でも重篤 な副作用がない」根拠がいるとか言う役人やワクチン反対派がいることも一因といわれています。

日本ではハッキリした統計は出されていませんが年間400名から600名のインフルエンザ菌b型による髄膜炎が引き起こされていると言われています。

私はインフルエンザ菌b型(Hib)ワクチンの導入には大賛成ですが、問題があると考えています。
それは自費での接種の場合、三回の接種が必要であり合計で2万円近い費用がかかってしまうこと...。
ワクチンさえ打てれば最愛のお子さんをインフルエンザ菌b型による髄膜炎から守れるのですがこれだけの費用では機会均等、公平さを欠くと思います。
私はワクチンが発売されたらば導入はしますが、公費での接種をする運動を続けていくつもりです。

9ヶ月のお子さんでも効果は充分期待できます。

先日名古屋で墜落したジェット機が120億円とか..。
我が国の為政者は「インフルエンザ菌b型髄膜炎」で無くなる子供達より(選挙権ないしなあ...)一機のジェット機の方が大切なようです。
(掲載日:2007年11月10日)
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No.1033
Q. IP電話には対応できません
最近IP電話(もしくはそれを使用したメール)でのご相談が何件かあります。
私のところのシステムはIPには対応しておりません。
パソコンからのメール、もしくは携帯からのメールでお願い致します。
A. 最近IP電話(もしくはそれを使用したメール)でのご相談が何件かあります。
私のところのシステムはIPには対応しておりません。
パソコンからのメール、もしくは携帯からのメールでお願い致します。
(掲載日:2007年11月8日)
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No.997
Q. 後頭部のしこり
生後3ヶ月位から、後頭部のつけねに左右1つずつのしこりがありました。増えたり大きくならなければ大丈夫とのことで気にしていませんでしたが、最近左右に2つずつ、しかも大きくなっているのに気付きました。
先日突発性発疹で高熱を出したので、そのせいなのか他の原因なのかが心配しています。
A. 山口です。

診察したこともなく、お子さんの発育歴も解らないのでハッキリしたお答えはできません。

後頭部のしこりは多分、後頭部リンパ節でしょう。
下が骨なのでリンパ節が目立ってころころしています。
あせもなどで頭を掻いた時や頭におできができた時などそこで最近の進入を防いでくれています。
またウイルス感染症(いわゆる風邪)の時にも後頭部のリンパ節が腫大する事は多々あります。
数ヶ月に渡って目立ちますが特に治療の必要は無いと思います。
(掲載日:2007年7月31日)
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No.974
Q. おちんちんを触る赤ちゃん
最近オムツ替えの時や、お風呂の時など、おちんちんをすぐに触って、ひっぱったりします。
爪が当たって血が出たりします。
触らせないようにはしているのですがすぐに手がいくのでなかなか難しいです。
かなり引っ張るのでちょっと心配です。
かゆいからなのか、興味があるだけなのかわかりません。触ったりしても大丈夫でしょうか。
A. 山口です。

おむつをしていればこの季節蒸れたりかゆがったりします。

一日に何回か洗ってあげてください。

少しくらいひっかいても、かなり引っ張ってもまったく心配はいりません。
(掲載日:2007年6月15日)
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No.949
Q. 3歳の子のいびきについて
お世話になっております。
今回は3歳の娘についてのご相談です。
先週、39度の熱を2日出しました。
機嫌も良く風邪の症状もなく解熱剤も使わず
様子を見ておりましたら下がりました。
熱は下がったもののその後夜中に大人顔負けのイビキをかくようになりました。(今日で一週間経ちます)
昼間『眠い』と言って午前中から昼寝する日もありましたが基本的に元気に遊んでいます。
特に鼻がつまっている様子はなく、寝ているときは
鼻呼吸をしています。
今までイビキはかいたことないのに一週間もイビキが
続き心配になっております。
体調不良、疲れなどでイビキをかいているのかと
思って様子をみておりましたがイビキは一度検査をしてもらったほうが
よいのでしょうか?
よろしくお願いいたします
A. 山口です。

風邪等の炎症により扁桃の浮腫、声門の浮腫等によりいびきが認められる事はよくあります。
その場合は炎症の改善とともにいびきも改善してきます。
いびきが今後も続き、特にそのいびきが途中で止まる(睡眠時無呼吸)が認められるようなら精密検査が必要になります。
そんな時は来院してください。
(掲載日:2007年5月13日)
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No.948
Q. MMR接種をした中、高校生の麻疹接種
ご無沙汰しております、皆様お元気ですか?
現在ちまたで騒がれております、麻疹ですが
91年92年の頃私の子供はMMRにて、予防接種を受けました。 子供も早いもので16歳(娘)・17歳(息子)となりましたが、麻疹の予防注射の追加接種は
おこなった方が良いでしょうか??
A. 山口です。

麻疹のワクチン(MMR...麻疹おたふく風疹混合ワクチン)は接種した場合、95%は免疫ができますが、何年間も麻疹、おたふく、風疹が流行しないと免疫は低下してきて中学、高校生になると感染してしまう可能性があります。
通常は小学生までは免疫を保っているのですが、中学、高校生は絶対とは言えません。
特に現在のように中学高校生の間で麻疹が集団発生している場合は接種された方が良いと思います。
2回接種することにより抗体は2倍でなく4倍から8倍上昇すると思います。
(掲載日:2007年5月13日)
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